光計測技術 - 有限会社ネオラクス

光ファイバー・ヘルスモニタリング・システム - FBG方式によるひずみ・振動および温度の計測システム

   当社では、長期間に渡り高精度かつ経済的に構造物をヘルスモニタリングするため、 ドイツ(AOS社)・カナダ(QPS社)・ポルトガル(FS社)を始めとする海外の優れたユニークな技術や製品を持つ企業と提携し、 光ファイバー・ヘルスモニタリング・システムを始めとするFBGセンシングの普及に努めています。
   また、ポリイミド再コートFBGアレイを用いた任意の長さのセンサーの製作も行いますので、お気軽に お問い合わせ下さい。
  1. FBG方式の特徴
  2. FBG方式の原理
    1. FBGセンサについて
    2. FBG方式について
  3. FBG方式製品紹介
    1. 多センサ・モニタ(AWE-CCD) : スキャン周波数が500Hz以上なので様々な振動計測が可能
    2. 単センサ・モニタのカスタマイズ例: 温度計測モジュール(IndusTemp)
    3. 各種FBGセンサ
    4. ポリイミド再コートFBGセンサー
  4. FBG方式の応用例
  5. システムインテグレーション例
(脚注)
代表的な光ファイバー・ヘルスモニタリング・システムとしては下記の方式があります。
  1. FBG(Fiber Bragg Grating)方式:光ファイバに設けた周期構造(FBG)が力や温度で伸縮する現象を利用したもので、 反射光の波長シフト量を計測する方法です。高精度である上、動的計測や多点計測が可能であるため、 様々な応用が可能です。当社では最も実用的であるこの方式に注力しています。
  2. BOTDR(Brillouin Optical Time Domain Reflectometer)方式: ブリルアン後方散乱光がひずみにより波長シフトを起こすという現象を利用したもので、 パルス反射光の波長シフトと伝播時間を計測する方法です。 FBGのように光ファイバに特殊な加工が不要であるという利点はあるが、距離分解能・ひずみ分解能共に低いため、 用途が限定されます。
  3. SOFO(Surveillance d'Ouvrages par Fiber Optiques)方式: 2点間のひずみにより伸縮する光ファイバと伸縮しない光ファイバの光路差の変化を計測する方法です。 ひずみ分解能がやや低く、原理上多点計測ができない上、測定装置も高価ですので、応用例はそれほど多くはありません。

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